0:00:00 タイトル
0:00:13 レクチャー
0:45:00 volumetric 症例1
0:53:40 volumetric 症例2
1:20:57 雑談とまとめ
—
2025年度も6回目の開催です。
今回は「数字の罠」的なことがテーマです。
タイトルがちょっとわかりにくいかなーと思うのですが、心エコーのレポートを見てみてください。
もう数字だらけですよね。
その数字で心臓の状態や心疾患を判断することになるわけですが、
さて、レポートに記載したその数字、本当に信頼していいんですか?というのが今回のテーマです。
数字はなにせちょっと目を離すと一人歩きするんですよね。
信頼に足るかどうかは本当は検者の腕にかかっているのですが、そんなこと心エコーの機械は気にしませんからね。もしあなたがヘッポコ技師だとしても機械はあなたを疑うことを知りません。自動的にあっという間に定量値が計算され、施設によってはそのままレポートに載ってしまうという仕組みです。
機械の進歩はある意味素晴らしいのですが、技師にしろ医師にしろ実は人間のほうはそんなに進歩していないんですよ。特に仕事が立て込んでるときなんかは、わりと脳死状態でルーチン測定をやったりエコーレポートを読む人が多いとか。
本当に正しく測定ができているの?
計算式を適用できる前提条件が揃っているの?
矛盾がある測定はどう判断すればいいの?
など、ほんとうは検証しなければいけないのですが、それを怠って安易に数字の当てはめで判断したりレポートを書いたりすると、もしかすると知らないところで患者さんの運命を(悪い方に)左右することになっているかもしれませんよ?
さて、そうならないために気をつけることとは?ためになる話が聞けると思います。

コメント